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2008年9月3日、わずか1週間のうちに世界中のネットアイドルとなった中国人の女性工員「iPhoneガール」騒動に、ねつ造の可能性が浮上した。

少女の画像を投稿した英国人青年のIPアドレスなどから、青年の所在地が実は「アメリカ」であることを突き止めた。その後、この青年に「iPhoneガールについて新しい情報を持っていますか」とメールしたところ、青年からの返信メールに思いがけない人物の名が挙がった。メールの内容そのものは儀礼的な意味のないものだったが、文末に自動添付されたと思われる「署名」に記されていたのは、かの有名な「アーノルド・キム氏」の名前だったのである。これまたうっかり「消し忘れ」が発生したようだ。

アーノルド・キム氏は、アップル製品関連の情報を集めた噂系サイト「MacRumor」の主催者である。このサイトはかつて、米・ウォールストリート・ジャーナル誌が「アップルの経営陣よりもアップルをよく知るブログ」と評した、アップル製品愛好者の間では有名なサイト。最初に「iPhoneガール」の画像が投稿されたのも、このサイトである。また、アップル社のマネージャークラスも、主催者のキム氏に対し、製品のPR戦略などについてしばしば助言を求めるとも言われている。記事は、そのキム氏が英国の一般ユーザーを騙り、写真の投稿を行った可能性を指摘している。

「iPhoneガール」がねつ造されたストーリー、いわゆる“ネタ”であるという疑惑が高まっていることについて、ある国内の事情通は「“ネタ”を通じて企業がPR展開を講じるのはよくあること」としている。彼によると、ネットユーザーはネットの世界に対し、平凡な日常を刺激する何かを求めているため、偶然性の高いストーリーほど信じこみやすいという。このほどの騒動で、アップル社と生産メーカーの富士康科技は莫大な宣伝効果を得たとされているが、真相は果たしていかに?
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