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ソフトバンク周辺の話題の数々
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事実は小説よりも奇なり、である。ソフトバンクといえば、既存の通信業界のあり方を“正論”で痛烈に批判し、孫正義社長による“義憤”を交えたパフォーマンスで、世間を味方につけてきた。そのたびに、NTTとKDDIは狼狽させられたわけだが、今になってNTTと協働する奇策に出たソフトバンクの狙いは何か。
 
 すべての始まりは、2008年の夏前だった。

 ソフトバンクグループで、ブロードバンドサービスを担当するソフトバンクBBの佐々木一浩・コンシューマ事業推進本部副本部長は、付き合いのあるNTT東日本の相互接続推進部の担当者に、意を決してある構想を打ち明けた。

 その内容は、「NTTさんの『フレッツ光』(光ファイバーを使った高速大容量ブロードバンドサービス)と、ソフトバンクBBがコラボレートして、なにかできないでしょうか?」という提案だった。

 NTT東日本の担当者は、半信半疑の表情を浮かべて、「まさか本気じゃないですよね? ソフトバンクさん、なにかよからぬことでも考えているんじゃないでしょうね?」と切り返した。佐々木副本部長はすぐさま、「ぼくの目を見てください。本気です」と畳みかける。担当者は、「うーむ。にわかには信じがたい」と再び返した。

 無理もない話である。これまでソフトバンクは、NTTグループとことごとく反目し続けてきた経緯がある。加えて、ソフトバンクは自ら波風を起こしてはNTTを攻撃する作戦が、自陣に有利な展開を持ち込むことにつながり、それが会社の成長を支えてきた。

 その象徴的な出来事が、世間にソフトバンクの存在を知らしめるきっかけとなったADSL(非対称デジタル加入者線)だ。これは、NTTが所有する電話回線(銅線)の音声サービスには使われていない高周波数の帯域を活用することで、高速のデータ通信を実現する地味な技術だった。

  01年、ADSLに着目したソフトバンクは、国内最大のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」を運営するヤフーと協働して固定ブロードバンドサービス「Yahoo! BB」を立ち上げる。当時の相場の半額以下という料金設定と、赤いパラソル部隊が街頭で無料のモデムを配る前代未聞の電撃作戦で、NTTの顔色をなからしめた。

官と民を震撼させた“転向劇”の内幕
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ソフトバンクが来季から、支配下登録選手と育成選手の待遇格差を拡大させることが28日、分かった。ユニホームの配布枚数はもちろん、育成選手には業者任せでなく自分で洗濯させるなどのプランがある。

 ハングリー精神を養成するのが狙いだ。球団は10月のドラフトで5人の育成選手を獲得し、計7人に膨れあがった。そこで支配下選手と一線を画し、一人前の待遇を勝ち取る努力を継続させることを計画した。角田球団代表は「差をつけるために何らかのことは考えている。例えばユニホームの枚数や、クリーニング(業者を利用させない)など」と説明。ほかにも、首脳陣や選手全員に来春配布予定の人気携帯電話「アイフォーン」を育成選手には支給しないことを検討中だ。

 すでに今月に行われたドラフト指名選手の入団発表も、通常入団組がホテルの宴会場だったのに対し、育成組は別の日にヤフーDのトレーニングルームで実施して差をつけた。球団は2010年にも育成選手専門チーム「ホークス・チャレンジャーズ」を結成し、2軍だけでなく独立リーグのチームなどと戦う予定。その前に、プロの厳しさをあらゆる面でたたき込む。
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