この安さ、このブランド力。

おそらくかなり売れる予感が漂い始めているソフトバンクのiPhone3G。

6月9日、米アップルの携帯電話「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」の
新型モデル「アイフォーン・３Ｇ」の日本発売が７月１１日に決まった。

世界22カ国で同時発売されるiPhone3Gは、日本では
ソフトバンクモバイルが販売し、価格は未定だが、
記憶容量８ギガバイトのモデルで１９９ドル（約２万１０００円）とした
米国に準じた水準になる見込みだ。

ドコモの最新機種などは５万5000円前後。

そんな日本の最新機種に比べても、値ごろ感が魅力となりそうだ。

本日のスティーブ・ジョブズの発表を見て
「思い切った値段。日本でもかなり売れるのでは」。
８ギガ型の米国での価格が従来機種の半額と聞き、
業界関係者はこう漏らす。

　日本に初上陸するアイフォーンは、高速通信が可能な
第３世代（３Ｇ）と呼ばれる通信方式に対応した新機種。

デジタル音楽プレーヤー「ｉＰｏｄ（アイポッド）」、
指で触れて操作するタッチパネルなど従来の機能に加え、
位置情報が分かる全地球測位システム（ＧＰＳ）を搭載し、
インターネットの閲覧もより滑らかにできるようになった。

　アイフォーンを迎え撃つＮＴＴドコモとＫＤＤＩは
比較的冷静に受け止めているようだが、果たしてどこまで本音か？

曰く、アイフォーンには、日本では一般的なワンセグや
「おサイフケータイ」がついていない。

タッチパネルでメールを打つには、慣れるまで時間がかかる。
「日本独特の要求に応えておらず、消費者が雪崩を打つとは
考えにくい」（ＫＤＤＩ幹部）との見方もある。

　とはいえ、「ブランドや流行に敏感な女性や、
音楽好きの若者の支持を集めそう」（関係者）との声は多い。

ちなみにiPhoneは世界で600万台販売されている。

日本で携帯電話のヒットの目安とされる100万台を超えられるのか？
アップルのブランド力と、ソフトバンクの動向注目される。

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