先頃ベライゾン・ワイアレス（Verizon Wireless：以下、ベライゾン）から発売された「iPhone 4」について、昨年AT&Tから発売されたものと同様の電波感度の問題が見つかったとするレビュー記事を発表した。

それによると、同誌でベライゾン版iPhone 4の使用実験を行ったところ、本体左下にあるギャップ（隙間）に指が触れると、15秒で電波感度が大きく低下する事例がみられた。また、これを受けて、同誌では自社の「推奨スマートフォン」リストにiPhone 4を含めることを見合わせたという。

Consumer Reportは昨年7月、AT&T版iPhone 4についても同様の問題を指摘していた。AT&T版のiPhone 4では、電波感度を高めるため、アンテナの役割を果たすメタル構造が本体を取り囲む形で取り付けられていたが、同誌はこれに指が触れると電波感度が悪化すると指摘。これに対しアップル（Alpple）は、スティーブ・ジョブス（Steve Jobs）CEOによる謝罪を発表したほか、アンテナ部分を覆うケースを無料配布して、この問題に対応していた。

なおベライゾンでは、iPhone 4による通話が途切れたケースは0.05%以下に過ぎないとし、特にiPhone 4の電波状況に問題は見受けられないとしているという。

スマートフォンを繰り返し充電できる「充電式モバイルチャージャー」を2010年11月下旬から発売する。

   充電式リチウムイオン電池を搭載した携帯式充電器で、持ち歩いておけば、バッテリーの消耗が早いスマートフォンを、いつでもどこでも充電することができる。軽量コンパクトサイズなので、出張や長時間外出するときに便利な商品だ。

   また、充電以外にも「データ転送モード」に切り替えることで、スマートフォンとパソコンの間でのUSBによるデータ転送もできる。

   発売されるのは、iPhone 4/3GS/3GおよびDockコネクタを搭載するiPodシリーズ対応のDE-RKJ1シリーズに、ドコモやソフトバンクの携帯電話も利用可能なDE-RKJ3シリーズ、XperiaなどUSB Micro-B端子を持つスマートフォンに対応するDE-RKJ2シリーズの3つ。

   いずれも価格はスタンダードタイプが5670円。コンセントで充電可能なACアダプタ付きタイプ（DE-RKJ3シリーズはスタンダードのみ発売）が6300円。