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ソフトバンク周辺の話題の数々
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ソフトバンクはたまに今までにない
新奇性のある行動を取りますが、
今回のは、少々注目とともに
批判も集まっているようです。



ソフトバンクグループの通信3社が、応募者に対して「特別採用コース」を新設することを伝えていたことがわかった。その内容は、「ソフトバンクモバイルの携帯電話の契約実績を選考基準のひとつとする」というもの。企業が「営業実績」を選考基準とするのは異例で、学生からは「内定前の学生に営業やらせるのはおかしい」などと不満の声もあがっている。

営業・企画職、販売職などに応募している学生が対象
ソフトバンクグループでは、通信3社(ソフトバンクモバイル、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコム)が合同で採用活動を行っており、今回の「特別採用コース」のお知らせは、2010年4月入社を目標に応募してきた学生に対して09年3月17日にメールで送られたもの。

メールの文面によると、新たに設けられた「特別採用コース」は、すでに営業・企画職、販売職などに応募している学生に応募資格があり、通常の筆記試験や面接以外に、ソフトバンクモバイルの携帯電話の紹介実績を選考基準に加える、というもの。

いったん選考が終了し「ご縁がなかった」とされた学生も応募可能で、「敗者復活戦」としての性格もありそうだ。

「特別採用コース」に応募した学生は、ソフトバンクから特設URLとIDを受け取り、学生は、紹介者にURLを伝える。紹介者はURLから氏名などを入力し、ソフトバンク側が紹介実績を把握する仕組みだ。紹介実績としてカウントされるのは、3月23日から4月12日にかけて行われた新規申し込みと他社からのMNP(番号持ち運び)の申し込みで、機種変更は対象外。申し込みだけでなく、4月26日までに電話の利用が開始されていることも条件だ。

紹介実績や、別にまとめて提出する「紹介にあたり実施したプロセス」、筆記・面接の結果を踏まえて、選考の通過者に対しては4月下旬から5月にかけて「特別面接」が行われるという。

「自分の力をアピールする機会を設けたに過ぎない」
メールの文面では、目的として

「通常の選考では図れない営業力を選考基準の一つに追加することで、候補者に多様なアピール機会を提供する」
とうたっているものの、学生の間からは

「内定も出ていない段階で、学生に営業活動をやらせるのはおかしい」
「内定が欲しい学生の弱みにつけこんでいる」
「友人関係がめちゃくちゃになる」
などと批判的な声もあがっている。

このような声に対して、ソフトバンク広報室では、

「特別採用コースは、あくまで、通常の筆記試験や面接では図ることのできない『営業力』を選考基準のひとつに追加することで学生側に多様なアピール機会を提供し、多様な人材を採用することを目的として、通常の採用コースとは別に新設されたコースであり、当社の営業目的で実施するものではありません。また、本コースは、本コースの趣旨をご理解いただき、同意頂ける方のみお進みいただくことになります(それ以外の方は、通常通りの採用コースにお進みいただくことになります)」
と、特別採用コースは営業目的ではないと主張。(1)自分の力をアピールする機会を設けたに過ぎない(2)「特別採用コース」は選択肢の一つに過ぎない、との立場を明らかにしている。

ケータイ「契約」実績で「特別採用」 学生から不満と批判の声
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アップルの携帯電話「iPhone」について、「Wired」電子版(英文)が、「日本人に嫌われ売れていない」と報道した。この記事は話題になり、ネット上で「なぜ日本でiPhoneが売れないのか」の議論が起こったが、実は、日本で売ない根拠を分析した日本人ジャーナリストの発言は「ねつ造」だった。記事自体の信憑性は薄れ、「Wired」には読者からの批判が多数寄せられているという。

「日本でiPhoneを持ち歩くのはマヌケと思われる」
問題の記事は09年2月26日に掲載された「Why the Japanese Hate the iPhone」(なぜ日本人はiPhoneを嫌うのか)。iPhoneは地球上のどの地域でも喜ばれ楽しまれているが、日本だけは違う。販売不振が続き、とうとう日本では無料で提供される事態になった、と書いている。確かにソフトバンクは、新規契約者について「iPhone 3G 8GB」が「本体価格が実質0円」になる新サービスを09年2月25日に発表している。

記事はiPhoneが日本で嫌われる理由について、利用料が高いこと、日本の携帯電話に比べ機能が劣ること、デザインがダサイことなどをあげ、「日本の実情には合わない」と説明。それを裏付けるため、海外の専門家と2人の日本のジャーナリスト林信行さん、平田大治さんのコメントを紹介した。しかし、この日本人の2人のコメントは全くの「ねつ造」だったようだ。林さん、平田さんが自身のブログなどで「コメントはしていない」と訴えているからだ。

林さん、平田さんのブログによると、今回の騒動はおおむねこんな経緯だったようだ。話題になっている記事を読んで、自分の名前を発見。コメントをした覚えはないのに「iPhone」が日本で売れない理由が語られていた。しかも、

「日本でiPhoneを持ち歩くのはマヌケと思われる」
「iPhoneを欲しいと思う人は日本では一人もいない」
など、とんでもない表現だった。2人は直ぐさま「そんな発言はしていない」と、日本語と英語でブログを書いた。記事のコメント欄でも表明し、読者をブログに誘導するためのアドレスを置いた。平田さんは09年3月2日付けのブログで、仮にコメントを求められたとしたら、

「iPhone はみんなカッコイイと思っているじゃないかな、わたし iPhone も持ってるし、って答えますよ」
などと書いている。

根幹部分は「基本的に正しい」として記事は削除されず
この2人の抗議行動がネットで注目され、「Wired」には読者から多くの批判が寄せられた。現在、この記事は修正され、該当記事の下に林さん、平田さん、読者への「謝罪文」が掲載されている。「謝罪文」には、

「ジャーナリズムの世界では過去の記事や声明からコメントを引用することはよくあることだが、今回はそれを取り間違えた」
としている。また、多くの読者から間違いの指摘や批判が来たことに感謝している、とも書いている。

ただし、この記事は削除されなかった。削除しない理由は、記事の根幹部分については「基本的に正しい」と考えているためで、

「iPhoneが日本で売れていない証拠を持っている」
としている。その「証拠」というのは、iPhoneの仕様やデザインは、日本人には馴染みにくいからだという。

記事にあるように、日本でiPhoneは本当に売れていないのか。ソフトバンクに問い合わせたところ、同社広報は販売台数の公表はしていないが、

「売れていないなどと私達は全く感じていません」
と反論した。「0円キャンペーン」については、iPhoneの素晴らしさを1人でも多くの人に知ってもらうため、としている。
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