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ソフトバンク周辺の話題の数々
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電気通信事業者協会(TCA)は9月5日、2008年8月末時点の携帯電話・PHS契約数を発表した。携帯電話の契約数は1億442万6900件、7月末から38万7000の増加となった。

キャリア別純増数トップはソフトバンクモバイルの16万3300(ダブルナンバー:1200)純増で16カ月連続。続いてNTTドコモの8万4400(2in1:4万8500増)、イー・モバイルの8万4300、KDDI(au)の5万4900の順となった。

 8月は例年、7月の商戦月と比べると需要が落ち込む。ただし、全体的に契約数の増加が鈍化する状況において、純増数総計そのものは同年前月と大差なく、むしろ前年同月の数値を上回った。

 7月に初の番号ポータビリティ転出超過となり不調も伝えられたKDDIは、5万4900の純増、9800の番号ポータビリティ転入超過で8月はプラスに転じた。「春先の不自然なプリペイド契約の純増に関わる大幅純減が収束したこと(8月は6800の純減)。そして7月は多少なりともiPhone 3Gの影響があったが、iPhone 3Gがどのようなものかを見極めるため、全体的に“買い控え”する傾向もあった。8月のプラス結果はそれが収まったためと思われる」(KDDI広報部)。

 ソフトバンクモバイルは、伸びは鈍化したが今月も純増シェアトップを記録。同ペースで推移する場合、2008年内には累計2000万契約の大台に達する。ドコモの純増内訳はFOMA(3G)40万300増、mova 31万5900減。11月30日に新規申し込み受け付けを終了(サービス終了日は未定)するmovaからFOMAへの契約変更動向は加速している。一方、iモード契約は1万1900の純減。「Web通信を不要とする主に法人ユーザーによるものと思われるが、詳細は調査中」(ドコモ広報部)

 イー・モバイルは、「100円モバイルPC」といった販売方法で展開する家電量販店による個人ユーザー向けデータ通信端末販売が好調で、ドコモの純増数に迫る8万4300の純増を記録した。

●ウィルコムは1万7400の大幅純減

 ウィルコムのPHS契約数は、今回1万7400の大幅純減に転じ、契約者累計は460万を割る459万9400となった。

 7月に発売した「WILLCOM 03」「WILLCOM D4」「WILLCOM 9」といった新機種のコンシューマ向け需要が商戦期後でやや落ち込んだこと、時期的に法人需要が減るタイミングが重なったことが要因とみる。「法人契約が全体の4割ほどあるので、休暇や時期による法人需要の減少が大きく影響してしまう傾向がある」(ウィルコム広報)。

 また、データ通信端末、特にイー・モバイルとの争いはさらに激しくなっている。
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話題のiPhone 3Gが7月11日に発売され、1カ月半が経過した。iPhone 3Gの発売から3日後の日曜日に販売台数が100万台に達したと発表したアップル。

 その後の数字や国内での販売台数は明かにされていないが、8月5日に行われたソフトバンクの業績発表会の席で「iPhoneは想定以上の売れ行き」とソフトバンク社長の孫正義氏が発言するなど、上々の滑り出しだったようだ。

 iPhone 3Gの在庫に余裕がでてきたからか、徐々に電車の中でiPhone 3Gらしきものを見かけるようになってきた印象を受ける。しかし、それはもしかするとiPod touchかもしれない。

 BCN調べによれば、5月〜7月中旬にかけてiPod touchの販売が約180%の伸び率を記録したという(全モデルの合算)。詳細を見てみると、6月後半から徐々に販売台数指数が上がっており、iPhone 3Gの発売があった週の7月14日には最高値の179%を記録している。

 iPod touchは2007年9月の発売から1年が近づいており、通常ならば次期モデルの登場もささやかれる時期だ。それにもかかわらず、8月に入り勢いは落ちついてはきたものの、iPhone 3Gの発売を表明する前と比べれば、まだ若干伸びている。

 もう1つ、市場調査会社GfKのデータも調査した。GfKでは、基本的に個社・個別モデルのマーケットシェアなどは開示しない方針という。個別の販売指数ではないが、全ポータブル音楽プレーヤーカテゴリにおけるiPod touchの販売台数ランキングを得た。

 GfKでは、モデルごとのランキングを開示しており、8Gバイト(3万6800円)が圧倒的に人気があるのが興味深い。また、BCNのデータと同様に、iPhone 3G発表前の5月から見てみると、GfKのデータでは7月7日の8Gバイトモデルが11位、16Gバイトが18位とこれまででもっとも順位が上がっている。また翌週の7月14日には32Gバイトモデルがこれまでの20位台から16位へと伸ばしている。

 いずれの調査でも、iPhone 3Gが発売される前後にiPod touchが大きく伸びていた。「iPhone 2.0」にアップグレードすることにより、App Storeが利用できるなど、iPhone 3Gと近い機能になったのも大きい。また、iPod touchのほうがiPhone 3Gよりも端末価格が安いことも重要な要素だろう。さらに、両者は厚みや背面のデザインなど正確には異なるが、似ているため持っていない人ならパッと見た目でわからないという点もある。

 ただし、iPod touchは、カメラやGPS機能はない。その点を加味した上で、月々の運用コストがかからないiPod touchを検討する人が増えたと考えられる。
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